2016年の秋、寒い日のことです。ある家族が芝生の上の落ち葉をリーフブロワーを使って掃除をしていたら白くてフワフワしたボールが転がり出てきました。そのボールは小さな子猫でした。寒さと恐怖から動けずに固まっていたのです。家族はすぐに保護し家の中で温かいごはんを食べさせました。しかし…
子猫を発見した家族は子猫を育てていくことができないため友人で猫好きの女性であるアリー・グラブズさんに連絡をしたところアリーさんはすぐに駆けつけてくれて子猫を引き取ってくれました。子猫に会った瞬間にアリーさんは子猫の可愛らしさに心を奪われたようです。
アリーさんの家に連れていかれた子猫はお風呂に入れてもらい、体に付いていたたくさんのノミをすべてきれいに取り除いてもらいました。その後タオルで拭いてもらってから体を温めてもらった子猫はとても嬉しいようで喉をゴロゴロ鳴らしながらアリーさんの手に顔をこすりつけたといいます。
アリーさんは子猫が幸せになるようにと「シンデレラ」から名前をとり「シンダース」と子猫に名付けました。シンダースは生後1ヶ月くらいで体重は400gありました。
はじめは警戒していたシンダースですが、数日後にはありーさんに慣れて甘えるようになりました。シンダースはとてもハグが好きなのです。
アリーさんの家には先住犬のレーガンがいました。シンダースはすぐにレーガンと仲良くなりいつもレーガンに見守られて幸せです。
保護されてから9ヶ月が経ちシンダースは体重も3kgになり立派な大人の猫に成長しました。毎日レーガンと遊びながら楽しい日々を送っています。アリーさんと出会わなければ野良猫としての一生を送っていたかもしれません。シンダースの幸せな生活がずっと続くことを祈ります。
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