母猫に体が小さいという理由で育児放棄されてしまった子猫のサンサ。動物保護施設で生まれたサンサは他の母猫が兄弟だけを世話する中、自分だけ世話をしてもらえない状況でした。母猫からのお乳も温もりも愛情ももらえなかったサンサに救いの手を差し伸べたのは、偶然保護施設を訪れた1人の男性でした。
動物保護施設で妊娠、出産をした母猫を親にもつ子猫のサンサ。しかし、サンサは他の兄弟に比べて体も小さくガリガリ、動きもあまり活発ではありませんでした。それを理由に母猫はサンサの育児を放棄してしまいます。
育児放棄されたサンサは保護施設を訪れたアランさんという男性に引き取られる事になりました。実は、子猫にサンサという名前をつけたのはアランさんだったのです。
母猫からの愛情に飢えている事を理解した上でサンサを引き取ったアランさん。自宅に連れ帰り、すぐにサンサを自由にさせてやろうと床に下ろしたのですがサンサはアランさんの足にしがみついて来て離れる事を拒んだのです。アランさんの足にしがみつくサンサのその瞳はとても不安で悲しげなものでした。
子猫のサンサにはまだ授乳が必要だった為に、アランさんは栄養たっぷりのミルクをサンサに飲ませてあげます。その後、お腹いっぱいになったサンサに自宅を案内してあげました。
初めて見るものばかりのサンサ。興味津々で家中をアランさんと一緒に探検しました!お腹いっぱいの後に動き回ったサンサは、アランさんの足にしがみつくとスヤスヤと眠ってしまいました。初めてもらった愛情に安心した様にアランさんの足に包まれて眠るサンサ。今ではサンサにどんなおもちゃを買ってあげようかと甘やかすほど溺愛しているアランさん。アランさんのたくさんの愛情を受けたサンサもすくすくと成長しています。体が小さいからと一度見捨てられてしまった小さな子猫でしたが人からの愛情により逞しく幸せに暮らしていました。
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