2年前のある日、アメリカのウエスト・バージニア州にある『Itty Bitty Kitty Committee』という保護団体へ「凍った泥の中に子猫が埋まっている」との連絡が入りスタッフが救助に向かいました。凍死寸前で死にそうだった子猫は保護されて懸命なスタッフのケアのおかげで幸せへの道を歩き始めます
「凍った泥の中に子猫が身動きがとれないでいる」との連絡を受けた保護団体のレスキューチームはすぐさま救助に向かいました。到着したスタッフは半ば泥に埋もれ凍り付いている子猫を発見しました。前夜、足を滑らせて泥に落ち朝方の寒さで泥が凍ったため動けなくなってしまったようです。泥はカチカチに凍り救助作業に手間取りましたが、子猫を無事に保護することが出来ました。
救助はされたものの子猫は低体温症のため助からないかもしれないと誰もが危惧するほどの状態です。保護団体のスタッフは子猫を施設までの移動中シャツの中に入れて温めていました。この急場の処置がよかったのか子猫は施設に無事到着しました。その日スタッフは夜を徹しての手厚い治療と処置をしてあげました。
子猫は『スティーリー・ダン』と名付けられました。救助された翌日、ダンは奇跡的な回復を見せます。元気のない弱々しかったダンは実は明るい元気な子猫だったのです。
健康を取り戻したダンに心ある優しい里親さんが見つかりました。ダンは名前を『オスカー』と変えられ新しい家族との生活がスタートしました。オスカーはすぐに新しい家族に懐き、いっぱいの愛情をもらいながら成長していきます。
オスカーがおとなになった頃、『アイデン』という名の弟猫がやってきました。保護猫であるアイデンの面倒をオスカーはよく見ているようです。
現在のオスカーです。とっても美猫ですね。凍り付いた泥の中から奇跡の生還をしたオスカー。今は温かな家族に囲まれて幸せな日々を送っています。
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