母猫からはぐれた2匹の子猫が地域住民により保護されました。まだ幼かった2匹は養育主さんの家で里親の元へ行ける様になるまで暮らす事になります。養育主さんの家にはコトという白猫が住んでおり、コトは子猫達のお世話をする様になりました。そんな平和な日常に突然の別れがやってくるのです。
母猫とはぐれてしまった子猫のイチゴとマイロが保護され、里親さんのところへ行けるようになるくらいまで成長する間養育主さんの家で暮らす事になりました。そこには白猫のコトが住んでいました。
コトはすぐに子猫達に興味を持ちましたが、子猫達はコトをはじめのうちは警戒していました。しかし、徐々に距離は近づき子猫達がコトに懐くと、コトも子猫達を我が子の様に思いお世話をするようになったのです。
やんちゃな子猫達が危険にさらされない様にいつも一緒についていき見守るコト。子猫の毛づくろいもコトがしてあげました。毛づくろい中に遊びに行きたがる子猫を離さない様に抱きしめ最後まで毛づくろいをしてあげる。そんな日常がコトとイチゴ、マイロには当たり前でした。
しかし、別れは突然やってきたのです。成長したイチゴとマイロに里親さんが決まり、コトの元から旅立つ日がきました。コトは子猫達との別れを理解していたのかもしれません。最後の日はイチゴとマイロにいつも以上に念入りに毛づくろいをしてあげました。
イチゴとマイロがいる生活から、また1匹の生活に戻ったコト。子猫達がいなくなってからパプリカを舐める様になったのは子猫を思ってなのかは分かりません。今まで何匹もの子猫達の世話をし、新しい里親さんの元へ送り出してきたコトには別れは当たり前ですが、やはり寂しい様です。
しかし、数日後。コトの元には新たなヒナという保護猫がいました。コトはヒナに対してもイチゴやマイロにした様に愛情を注ぎお世話をしました。子猫が旅立った後は寂しい思いをしていたコトですが、すぐに忙しい日常が戻ってきました。子猫達のお世話で大忙しのコトなのです。
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