ある深夜、彼女は犬の散歩中に近付いて来る子猫に出会いました。子猫は見たこともないとても小さな子猫でした。彼女は重い猫アレルギーを持ち、そのせいで猫嫌いだったのですが、あまりの小ささに心配で家に連れ帰ることにしました。いずれ保護施設に届けるつもりだったのですが・・・。
私は猫についての知識が無かったし、あの時は、もう深夜で開いてるお店が殆どなかったの。だから、空いてるお店を探してドライフードを手に入れたの。
この子がどんなに小さかったのか分かるといいけど・・・ご飯をあげたのは醤油皿なの。こんなに小さい子を誰もそのままになんてできないと思うわ・・・
私は猫アレルギーだし、この子が元気になったら保護施設に連れて行こうと計画したわ。
とりあえず、子猫をルーと呼ぶことにしたの。最初の夜、ルーは私の帽子で眠ったわ。
翌朝、目覚めたルーは食べることも飲むこともせずに目を閉じたまま部屋の片隅でじっと動かなかった。動物病院で診察してもらったら・・・
獣医さんはルーを生後3.5週くらいだって言ったわ。小さいはずよね。それより・・・ルーの症状は酷いものだった。栄養失調で潰瘍が舌全体にあるっていうの。飲食も毛づくろいもできる状態ではないと。感染症のせいで鼻と目が閉じていて、虫歯と耳炎、脱水症状も起こしていたの。
抗生剤の投与と哺乳瓶で食事を与えて・・・1週間たった頃のルーよ。この時は遊ぶためにここまで上ってきたわ!
私の猫アレルギーは、猫が近くにいると吸入器が必要なの。ただ。ルーと出会って4か月。ひとつだけ計画を変更したわ。ルーの保護施設の件は中止!だって、私の家族になったんだもの。
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