ベラルーシに住む若い夫婦がいました。冬のある日、路上の小さな箱に子猫が捨てられているのを発見します。夫婦はその子猫を連れ帰り世話をしますが、衰弱した子猫は一向にミルクを飲もうともしませんでした。医師は絶望的な診断を告げますが、夫婦は子猫の運命を変える決心をしました。
ミルクを飲もうともしない子猫を、夫婦は動物病院へ連れて行きました。医師に告げられたのは、子猫が生き延びる希望は持つなという言葉でした。しかし、この夫婦は子猫の命を諦めようとしませんでした。むしろ、自分たちで子猫の運命を変えてみせると決心したのです。
すると、夫婦の懸命のお世話に子猫も応えようとしたのでしょうか。7日が過ぎるころ、子猫は自力で食事を採れるほどになりました。その後も順調に回復し、数週間後には見違えるほど元気な姿になりました。
すっかり元気に回復した子猫を、夫婦は家族として迎え入れることにしました。子猫は、命を救われた上に、あたたかい家族を得ることができました。
夫婦が子猫と出会って2年が経ち、子猫は立派に成長しました。彼は夫婦のことが大好きで、自分を助けてくれたことへの感謝の気持ちを毎日欠かさず表現しています。それは、二人に抱きついてキスをすること。夫婦は、猫が心からの感謝をキスで表現していると感じています。夫婦の強い意志は、子猫の運命を見事に変えてみせましたね。
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